サイト開設のいきさつ

序

つれづれなるまゝに
だれもがすなる ほうむぺいじといふものを われもしてみむとてするなり
二千あまり四年の長月の十八日のとき ひぐらしぱそこんにむかひて
心にうつりゆくよしなしごとを そこはかとなく書きつくれば
あやしうこそものぐるほしけれ

(当初はこの序文をトップページで紹介していました)

開設の解説

この序は、皆さまご存知、わが国の古典、徒然草土佐日記それぞれの冒頭文(原文→ 参考)をもじってつくったものです。

ネットで調べてみると、それぞれ別々に同様のパロディ日記サイトを載せている方がたくさんいるほか、
なんとわたしと同様に、この2つをセットにしてまったく同じような序文を書かれている方のサイトも見つけてしまいました。

これは驚きというほかありませんが、まあこの2つの古典がそれだけ人口に膾炙されたものであり、
それを引用することはだれしも考え付くアイデアであるということでしょうか。

たとえ先人のアイデアであったとしても、最初からのパクリではなく、
オリジナルのアイデアであることはわたし自身がいちばんよく知っているわけですし、
また出版物ではなくネットの気安さということもあって、あえてこの序で開設しました。

しかし、HPタイトルとして当初予定していた原案の「不思議徒然草」まで、試しに検索してみると、
すでに考案者がいたとは!!

さすがにこれでHPを開設してしまうと、その最初の考案者の方への配慮というより、
オリジナリティのまったくないものに思えて、タイトルだけはほかにない(と思います)ものにしようと苦慮しました。

そこで思いついたのが、自宅で聞こえる不思議な狸囃子のことです。
これでタイトルをつくってみよう!

こうして、生まれたのが以下です。

狸囃子のきこえる家

(開設時当初のロゴです)

しかし、これは、序文との関連性がいまひとつというところもあって、どうもしっくりしません。

ですが、将来、このサイトが発展する(ことを祈ります)ことがあれば、
このタイトルのほうが広がりがあるネーミングといえるのではないでしようか。
序文のほうは所詮、パロディでしかありませんし、それも先駆者がいるわけですから、将来、問題があれば割愛してもいいでしょう。
(事実、後にこの序文は後退していくことになります)

本題の「狸囃子のきこえる家」の意味するところは・・・読んでいただければ分かるでしょう。

では・・・・・

(05/01/01更新) (04/09/18)

復習してみますか?