イントロとはさわりだけ。
ちょっと調べてみただけ。
だれか様の受け売り。
でも見た目だけは旬なもの、
撮れたてのものにしたいナ。
なんてったって刺身って
言ってしまったけんね。
蕗(フキ)は、地味だけど、わたしの好物。
味噌汁の具にしてもいいし、煮物でもおいしい。
塩辛いものが好きだから、キャラブキなんかも大好物です。
繊維もたっぷり、スジが通っておいしいフキなんですが、
その元というか、親というか、ふきのとうは・・・。
春の到来を真っ先に告げてくれるものなんですが、
よくよく調べてみると、これがなかなかスジの通らない、一筋縄ではいかない特徴を持っているんですね。
だいたい、けっこう苦いですよね・・・。
食べられます。てんぷらにするとおいしい。蕗みそ、というたいへんおつな味覚にもなります。大人の味、酒の肴にもぴったり。
なんてたって、春の香りがしますね。春いちばん、の花ですからね。
そうです。ふきのとうは、ふきの花なのです。それともふきには花がないのだと思っていましたか?
いえいえ、そうではありませぬ。葉っぱのあとでたまたま冬が来るだけです。ひと冬越して花が咲く。順序は同じです。
ふーん、でも花粉なんてないんでしょ!えっ?あるの?
あるんですね。ただ残念なことは雄花の近くは雄花ばかり、雄花だけではふきは増えません。同様に雌花ばかりが飛び火して生えていても雄花のふきのとうが近くにいないと、花粉がつかずふきのとうで終わり。ふきの子はできないままになってしまいます。でも、見分けがつきませんね。
ふつうの文字の大きさでは薹はつぶれますね。
蕗は「路傍の草」、薹は「草冠に吉、ワ冠に至」、と覚えてください。
とうがたつ、とは女性にとってはヤナ言葉。
ふきのとうも薹が立つのは「雌」株だけで、その背丈は1mにもなるんですって。
ちなみに辞書(広辞林:三省堂)には
「薹」=菜・フキなどの花軸。茎立。
「薹が立つ」=1薹が伸びる。2盛りを過ぎる。時期が過ぎる。
(05/03/16) (05/03/07撮影)