イントロの刺身

イントロとはさわりだけ。
ちょっと調べてみただけ。
だれか様の受け売り。
でも見た目だけは旬なもの、
撮れたてのものにしたいナ。
なんてったって刺身って
言ってしまったけんね。

TOPページわびさび写真館>イントロの刺身3品目:きのこ

きのこ野菜果物か?

?

「クダモンちゅうことはないわなあ」
・・・ほな、野菜でっか?
「きのこはきのこなんとちゃいまっか?」
・・・どうでっしゃろ。

「そういゃあ、昔、トマトでもあったなあ」
・・・何がでっか?
トマトは野菜か果物か
・・・うちとこおやつやからクダモンちゃうかなあ?
「おやつでトマト食うんか?ほなら・・・。いんややっぱり野菜とちゃうか」

平茸

・・・突然ですが、19世紀にアメリカでトマト論争があってなんでもトマトが果物だと関税がかからないので野菜は関税がかかってほいで輸入業者がトマトは果物だと言い張って結局野菜と判決が出て・・・。
「ごちゃごちゃあんた何言うとるんねん、要点だけにしてや」

・・・トマトは野菜畑でとれるからさあ、それにデザートにはならないからさあ、野菜なんだよなあ、いやんなっちゃう。オレ?輸入業者よん。

「あんた東京モンかい?気色わる。アメリカさんのことなんかええわ日本ではどないねん」
・・・ですから・・・。
「ですからって何やねん早よ言い」

・・・日本じゃ、ちごうた日本でも、野菜どす。
「こんどは京都かいな、なんでやねん」
・・・京都がかい?
「あほ、そんなんどないでもええねん、なんで日本も野菜なん?」

・・・それじゃけん、1年で枯れてしまう草とそうでない草があるけん・・・。
「こんどはどこの言葉や、何やねん、1年がどしたん?」
・・・そこやとこと、1年で枯れてしもう草にやがね、ほれにでけた実を野菜いうて、ほんでよう、いつも生えとる草によう、あらっ?草やないがや樹なんや、枯れない樹木にできる実がクダモンなんですと・・・・

「ほーん、ほなら、どんぐりはなんやねん、クダモンちゅうわけか」
・・・どんぐりは木の実、果実でおます・・・。

「・・・まあ、ええやろ。ほしたらイモはなんやねん」
・・・は?
「イモは野菜か果物か聞いとるねん」
・・・いも・・・胃も、痛いがや・・・イモハヤサイノイッシュデスヤサイニハリョクオウショクヤサイトタンショクヤサイト・・・。
「こら、こんどは壊れたコンピュータかいな。胃も、やないイモは野菜なんか」
・・・おうよ、緑黄色野菜100g当たりカロチンが600μg以上含む、淡色野菜それ未満、あと芋類の3つが野菜だ、you see ?

「ほんま気色わるいやっちゃな。よっしゃ、ほならもひとつ、これで最後や」
・・・カモンベイビー。
「ケッ、たけのこはなんやねん」
・・・・・・・・・・。
「どや、なんか言うてみ、どや、どや」
・・・地下にでけるから、イモ類とちゃいまっかでしょうに・・・。

「あほぬかせ、たけのこは淡色野菜やないけ、よう覚えとき」
・・・知ってるなら、聞くな!もうオラ怒った!
「なんや、やるんか?」

・・・質問A: きのこは野菜か果物か
「おっ、そうきたか」
・・・残り5秒、早く答えなさい、カチカチカチ・・・。

「最初に言うたやろ、きのこはきのこやないけ?」
・・・ざんねん、きのこは菌類。ダブルアップ挑戦しますか?
「不正解やのにダブルアップできるんか?へんやな」

・・・ダブルアップ拒否されました、では質問B・・・。
「拒否してないちゅうに、なんでやねん」
・・・ラーストクエスチョン・・・。
「もうおしまいか」

・・・前掲の上下の写真のきのこの名前を答えなさい、カチカチカチカ・・・。
「せかすな。下は平茸やろなあ、いまスーパーで売っとる」
・・・正解。ではまた来週。テーマミュージックゴー。

「おいおい、終わってどうするん、上はなんやねん?」
・・・お疲れ様・・・。
「答えさせろー、ダブルアップさせろー」

というわけで、きのこは、野菜でも果物でもありません。
菌類です。
でも、スーパーで買うときにはまあ野菜になるのでしょうね。

読者への挑戦(・・・というほどのものではありまへん)。

「上の写真のきのこは、
平茸・野生の平茸・スミゾメシメジ
のうちどれでしょう?」

これもスーパーで平茸って書いてあったんです。
ふつうの平茸よりずっと大きいのですが、果たして平茸でいいんでしょうか?

(04/10/16) (04/10/11撮影)


ちょっときのこの勉強をしてみますか?

たいへん、たいへん!スギヒラタケ?

以下は読売新聞からの転載。

2004年10月21日(木) 23時42分
「スギヒラタケ」で?5人死亡…急性脳症と診断(読売新聞)

新潟県内の50―80歳代の男女11人が「急性脳症」と診断され、うち3人が死亡していたことが21日、同県の調べでわかった。また、山形県も同日、「急性脳症」で60歳代と70歳代の男女2人が死亡したと発表した。

13人はいずれも人工透析を受けたことがあるなど腎機能が低下していた上、山形の1人を除き、発症前に食用キノコ「スギヒラタケ」を食べていたことが確認された。新潟県は「スギヒラタケは食べても安全だが、腎機能に障害がある人は食べるのを控えた方がいい」と注意を呼び掛けている。

また、山形県も21日、9月以降に同県置賜地方の60歳代の女性と庄内地方の70歳代男性の2人が、急性脳症の疑いで死亡していたと発表した。同県保健薬務課によると、女性は入院前にスギヒラタケを食べていたことが確認された。2人とも腎臓の人工透析を受けたことがあるという。

急性脳症とは、急性の中枢神経障害で原因が特定できないものの総称で、国内では集中して発生した例は過去にない。

一方、新潟県内では、スギヒラタケを食べる人たちに動揺が広がっている。山北町の男性(58)によると、今年は近年にない豊作だったといい、「食べて調子が悪くなったという話は聞いたことがない」と困惑した表情。朝日村の直売所の女性従業員は「薬との食べ合わせによって具合が悪くなったのでは」と話した。

◆厚労省の調査でも「何もわからない」◆

厚労省は今月14日に、新潟県から連絡を受け、16日には、国立感染症研究所、日本中毒情報センターの専門家らを現地に派遣、食中毒や感染症の可能性についての検討、調査を行った。同省健康危機管理対策室は「これだけ調査しても何もわからないのは非常に珍しい」として、引き続き調査を進める。

同省は、日本脳炎や西ナイル熱などウイルス感染症や細菌性の髄膜炎の可能性も念頭に検査したが、病原体は検出されなかった。スギヒラタケは食用キノコで患者に下痢やおう吐など食中毒特有の症状がないことなどから、「直接の原因とは考えにくい」としている。

◆スギヒラタケ=夏から秋にかけ、湿った杉の倒木などに生える野生のキノコ。白色の扇形で、傘の大きさは2―6センチ。毒性はないとされる。新潟県内では、みそ汁や炊き込みご飯の具として食べられている。大量栽培は難しいため、一般のスーパーなどではほとんど流通していない。

(読売新聞) - 10月21日23時42分更新

さらに・・・

10月28日の日経新聞によれば、27日、秋田県内でも女性2人が急性脳症の症状を訴え、死亡していたという。秋田県内ではこれで計6人目となり、山形・新潟と合わせると計12人となった。
厚生労働省では、スギヒラタケとの因果関係を解明するため、患者が食べた残りなどを国立医薬品食品衛生研究所に送るよう要請したという。

問題のスギヒラタケだが、以下の林野庁のページに紹介されている。

http://www.rinya.maff.go.jp/puresu/h16-10gatu/1026sugihiratake2.htm

ふつうの平茸やぶなしめじなどとはちがう種類のようだ。

亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

さてさて、こんどは、きのこ消失

ところで、つい先日、家の近くの広場で、平茸によく似たきのこが木の根元にたくさんなっているのを見つけた。
以下の左の写真だが、これは10月23日現在のものである。
ところが、その翌日、再度、同じ場所に訪れてみると、この木の根元から、きのこがそっくり抉り取られてなくなってしまっていたのである。消失した状態の写真も撮っておけばよかったのだが・・・→ 遅くなりましたけど撮ってきました。04/11/06撮影

なんというきのこ? ??

これは・・・

  1. 近くのイヌが遊んで取った、または食べた
  2. 近くの子供たちが取って家に持ち帰った
  3. スギヒラタケの事件があったので大人たちが念のため取り除いた
  4. スギヒラタケと異なる安全なきのこなのでだれかが持ち帰った

さて、真相はどれだろうか?

(04/10/31追記)

またまた、驚きの新発見

年が明けて散歩に出たらなんとこんなことに!
???? ?????

年末はなかったばずだと思うよ。これは、ときどき見に来る必要があるね。
でも、いったいなんというきのこ?前のとちょっと形がちがうような気が・・・。土日の大雨で「まのび」したのだろうか?
さて、これもまただれかがどこかへ持っていってしまうのだろうか?

(05/01/18追記・撮影)